私の履歴書~恩師との出会い~

こんにちは、学習塾ほうぷの岡村です

 

 

いじめに苦しみながらも勉強で

頑張って高校に入学できた私

 

 

中学校時代に恩師と呼べる唯一の

先生に出会います。今にして思えば

この人がいたから私は今の職業に

たどり着いたのかもしれません

 

 

その先生は中3の担任の先生の

久田先生です

 

 

私が中3になったときに、私の中学に

赴任してきた先生で、中3といえば

当然高校受験がある学年なので

それなりのあいさつだろうと思っていました

 

 

ところが久田先生は違っていました

いきなり横断幕をもってきて

貼りました。そこには

『人生に自動ドアはない』と

書いてありました

 

 

そして、こう言ったのです

人生に自動ドアなんかない自分の手で

開けるんだ。だからなんでも一生懸命に

やりなさい

 

 

これだけなら普通ですが次に先生は

『この1年間で皆さんぜひ恋をしてください』

こう続けたのです

 

 

私は衝撃でした

勉強しろじゃなくて恋をしろといったのです

恋は勉強のパワーになるからというのが

先生の理由でした

 

 

 

衝撃的な出会いから1年が過ぎていく中で

久田先生は学級通信を毎週出し続けて

くれました。今のようにただ予定が書いてあって

少しお知らせがあるようなものではなく

B4で手書きでびっちりと書いてあるのです

 

 

今のようにパソコンやコピー機の

ない時代です。手書きで輪転機で

つくったものです

大変だったと思います

 

 

 

その通信をうちの母が取っておいて

くれました。改めて見たときに

先生の偉大さを感じました

 

 

久田先生はその後

福岡教育大学で教鞭をとり

数年後にがんでお亡くなりになりました

 

 

私の人生において恩師と呼べる人は

久田先生ただ一人です

人生に自動ドアはない

私の心にいつまでも残る名言です

 

 

今日も読んでいただき

ありがとうございます